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2017/12/19

村中璃子先生の「ジョン・マドックス賞」受賞について(当医会 公衆衛生委員会)

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 日本小児科医会主催の講演会でお話ししていただきました、村中璃子先生(医師・ジャーナリスト)が世界的に権威のあるジョン・マドックス賞を受賞されました。この賞は科学雑誌『ネイチャー』の主催する、困難・敵意にあいながらも公共の利益のためサイエンスを広めることに貢献した人に与えられる国際的な賞です。

 村中先生は、現在問題になっている、歩けない・痙攣する等の症状がHPVワクチンの副反応であるとする科学的根拠はなく、世界的にも安全なワクチンであると話されています。

 また、今回の受賞で「日本は世論も政府も変化のチャンスを与えられたと思う。」と述べられていますが、我々小児科医も今回の村中先生の受賞を励みに、HPVワクチンを勧奨していかなくてはならないと考えます。

 尚、村中先生の受賞スピーチは下記をご覧ください。
https://note.mu/rikomuranaka/n/n64eb122ac396

日本小児科医会 公衆衛生委員会

 

日本産婦人科医会ホームページでも受賞についてご紹介されています。
http://www.jaog.or.jp/news/news_20171207/