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小児救急医療情報ツール

保護者の皆様

今受診すべきか、家庭での対処法を知りたい、とにかく電話で相談したい、救急医療機関(今どこにかかれるか)を知りたい、等の必要な情報は4つの救急医療情報ツール(こどもの救急、こども救急ガイドブック、#8000、救急医療情報システム)から入手できます。それぞれの特徴を理解してお使いください。家庭看護力醸成、かかりつけ小児科医についてもご覧下さい。

4つの小児救急医療情報ツール 子供の急病で困ったら

こどもの救急(ONLINE-QQ)

ツールの特長

  • 病院を受診するかどうか、自宅でどのように見ていけば良いかを知る。
  • 6歳以下の小児が対象。
  • 2006年に日本小児科学会が作成。スマホ対応。
  • 子どもの事故と対策には、一次救命処置(救急蘇生)や家庭内事故の予防の情報がある。
  • スマホにURLを追加しましょう。
「こどもの救急」~おかあさんのための救急&予防サイト

こども救急ガイドブック

ツールの特長

  • こどもの救急(ONLINE-QQ)と同じように。病院を受診するかどうか、自宅でどのようにみていけば良いかを知る。
  • 2005年から都道府県ごとに作成して配付している。冊子をpdf化して掲載してあり、ダウンロードして使える。
  • 都道府県小児科医会や地元の小児科医が作成している。
  • 前述のこどもの救急と似ているが、地元の情報が多くなっている。地域の小児救急医療機関の情報、特に小児初期救急医療機関(夜間休日診療所、急患センター)のリストを掲載している。
各県のこども救急ガイドブック一覧はこちら

#8000

ツールの特長

  • とにかく電話で相談したい時に使う。
  • 2004年開始、現在は全国で実施。深夜に未実施が1県ある。日曜祝日の昼間は半数が実施。
  • 電話相談員は、研修を受けた小児科看護師である。必要な時は医師の助言を求める。
  • 相談件数は6〜8倍の日内変動があるため、集中して話し中になることがある。
  • 地域の救急医療機関の案内をしてくれる所もある。
厚生労働省「子ども医療電話相談事業(#8000)」について

救急医療情報システム

ツールの特長

厚生労働省統一システム-医療情報ネット・ナビイと、自治体独自メニュー(当番医、急患、助産所、救急連絡先電話)をご紹介いたします。

項目 医療情報ネット・ナビ 自治体独自メニュー
対象エリア 全国 各市区町村または都道府県
情報の網羅性 高い(全国の施設) 限定的(地域密着・即時性重視)
情報内容 医療機関の基本情報全般 当番医、助産所、救急連絡など
更新頻度 定期的(都道府県経由) 頻繁(毎日・週単位など)
緊急対応向けか? 部分的に○ ◎(特に休日・夜間対応)
多言語対応 △(自治体により異なる)
救急医療情報システムの詳細はこちら