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乳幼児学校保健委員会

乳幼児学校保健委員会

乳幼児学校保健委員会は、公衆衛生部のもとにあった予防接種委員会と乳幼児学校保健委員会が、2014年にそれぞれ独立して正式な委員会となりました。毎年2月(現在は9月)に開催する乳幼児学校保健研修会、6月の総会フォーラムで開催するシンポジウム、および調査研究事業としてのアンケート調査を主な事業として活動しています。
乳幼児学校保健研修会は2011年度から年1回、学校保健と乳幼児保健に関する研修会を隔年ごとに開催しています。トピックスとなっているテーマについて、日常診療における小児科医としてのスキルアップに加え、他科診療、行政や教育との連携や情報交換など、小児科医会ならではの視点から研修会を企画しています。2023年度以降、1か月児・5歳児健診に国からの補助金が付いたのを機に、健診を推進するためのテーマが増えています。
シンポジウムの企画は、当委員会の担当理事であった河野幸治先生が会頭として2015年に別府で開催された第26回日本小児科医会総会フォーラムにおいて、「命の大切さと性に関する教育 〜産婦人科医・学校・地域との協働を目指して〜」をテーマとして開催したのが最初です。以後、ほぼ毎回継続しています。
2018年6月、当時の日本小児科医会神川晃会長(現名誉会長)より、乳児期から思春期までの個別健診の参考となるように、「日本語版Bright Futuresの作成と会員への普及」という諮問が当委員会にありました。委員会で熱く議論して学童期以降の健診に対応する、「問診から進める個別健診ガイドブック 〜小学生から思春期までのバイオサイコソーシャルアプローチ〜」を2021年9月に発刊しました。会員へ無料配布するとともに、研修会で使用方法、事後対応などについて講演し普及に努めています。
調査研究事業は主としてガイドブックの普及についての検討です。そのために会員へアンケート調査を実施し、現状と問題点を把握し、今後に活かしていきたいと考えています。2025年現在、このガイドブックと質問票はPDF化され、日本小児科医会ホームページから誰でも利用可能となっています。

問診から進める個別健診ガイドブック

~小学生から思春期までのバイオソーシャルアプローチ~

第11回 乳幼児学校保健研修会で解説された「問診から進める個別健診ガイドブック(作成:乳幼児学校保健委員会)」の誌面内の質問票を旧来会員サイト限定で公開しておりましたが、この度、どなたでもご利用頂けるよう、本サイト上で公開する事に致しました。ダウンロードしてご活用ください。

問診から進める個別健診ガイドブック~小学生から思春期までのバイオサイコソーシャルアプローチ~ 小中高校生とその保護者向け質問票

<関連資料>子育て支援のための問診票(乳児期前半用)

子育て支援のための問診票(乳児期前半用)
保護者の悩みや子育ての様子などを理解する事を目的に問診票を作成致しました。乳児期早期のお子様を連れて初めて来院される保護者の方にご記入頂く問診票となります。本サイトよりダウンロードしてご活用ください。

初めて来院する赤ちゃんの保護者の方へ