「第34回日本小児科医会総会フォーラムinあいち」レポート~フォーラムを担当して
「第34回日本小児科医会総会フォーラムinあいち」を2023年6月24日(土)、25日(日)に名古屋国際会議場にて開催致しました。参加していただきました皆さま方に感謝申し上げます。
今回のフォーラムの開催準備を始めたのは、Covid-19によるはじめての緊急事態宣言を経験してまもなくの頃です。少子化が進むなかで想定外のパンデミックを経験し、多くの小児科医がいろいろな意味で危機感を覚えたときです。
メインテーマを「小児科医のあたらしい役割を考える」とし、特別シンポジウムを含む6題のシンポジウムを開催し、その他に特別講演を5題、教育講演を9題、小児科学会JPLSコースも開催しました。
参加していただいた先生方からは、非常に良いテーマで、プログラムの内容も充実していたとお褒めの言葉をいただき安堵しております。たとえCOVID-19のパンデミックが起きなかったとしても、今回のテーマは、これからの小児科医にとってとても意義のあるものであったと信じております。
市民公開フォーラムは、「今さら聞けない!なぜ今HPVワクチン~子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために~」を、若い人たちが集まる栄オアシス21にて行ない、新聞やテレビのニュースにも取り上げてもらいました。
また、4年ぶりに懇親会も開催出来ました。約160名の参加があり、大変盛り上がりました。お互い久しぶりにお会いする方が多く、やはり対面で会えるのは良いねえとの声があちらこちらで聞こえ、笑顔が満ちあふれておりました。本当に開催出来て良かったとつくづく思いました。ありがとうございました。
なお、8月1日から8月31日までオンデマンド配信を行ないます。聴講できなかったプログラムもこの期間に視聴していただけますと幸いです。
最後に、講師、シンポジスト、座長を務めていただきました方々、準備に際しいろいろとご指導、ご教示をしていただきました日本小児科医会学術教育委員会および事務局の方々、寄付等によりご支援をしていただきました方々、企画、運営に尽力いただいたプログラム委員、実行委員をはじめ愛知県小児科医会の会員の方々および(株)コンベンションリンケージの皆さまに深謝申し上げます。
来年(2024年)、埼玉で行なわれます第35回総会フォーラムが盛況であることを祈り、そのとき皆さまとまたお会いできるのを楽しみにしております。
ありがとうございました。
会頭 津村 治男
(愛知県小児科医会 会長)
●愛知県小児科医会 津村 治男 会長の開会のご挨拶①
●愛知県小児科医会 津村 治男 会長の開会のご挨拶②
●日本小児科医会 伊藤 隆一 会長のご挨拶①
●日本小児科医会 伊藤 隆一 会長のご挨拶②
●参議院議員 小児科専門医・認定内科医 自見はなこ 先生
●参議院議員 小児科専門医・認定内科医 自見はなこ 先生「成育基本法が生みだしたこども家庭庁」
●特別シンポジウム「小児科医のあたらしい役割を考える ~パンデミックと少子化時代の保健・医療・福祉の視点~」
●特別シンポジウム「日本小児科医会の立場から -地域小児医療の再考」
●市民公開フォーラム「今さら聞けない!なぜ今HPVワクチン ~子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために~」
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(続報)「第34回日本小児科医会総会フォーラムinあいち」レポート~フォーラム に参加して(日本小児科医会 ホームページ委員会業務執行理事 藤谷 宏子)