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『社会保険料の削減を目的としたOTC類似薬の保険適用除外について』 公益社団法人 日本小児科医会意見書 厚生労働大臣、与党に提出(令和7年4月16日)

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4月16日水曜日、福岡資麿 厚生労働大臣、自由民主党社会保障制度調査会 田村憲久会長に、表記について面談、下記問題点について意見交換、本会意見書を提出してきました。

現在国会で議論されている「医師の処方箋なしで購入できる医薬品OTC類似薬の保険適用除外」には、こどもの健やかな成育や子育てを妨げかねないという懸念があることについて、おふたりとも十二分にご理解・賛同いただきました。


  1. 育児中の家庭、保護者の経済的負担増
  2. 診察なしの受診控え、病気の早期発見・見逃し、診断・治療の遅れから重症化につながる
  3. 救急センターへの負担増加
  4. 経験の浅い保護者にゆだねられ、ヘルスリテラシー格差、情報格差、経済格差から健康格差につながる
  5. 不適切な医療行為の増加やオーバードーズなどの服薬行為の危惧
  6. 小児慢性疾患の治療継続困難
  7. 小児かかりつけ医機能の形骸化

2025年4月21日

公益社団法人 日本小児科医会


福岡資麿 厚生労働大臣へ意見書を提出・面談


田村憲久 自由民主党社会保障制度調査会会長へ意見書を提出・面談

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