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第5回ブラッシュアップセミナー(後期)が2026年9月27日(日)に開催されました。今回もLive配信のみで、見逃し配信を9月29日~10月5日に行いました。対象はこどもの成育を考えようとするすべての医師で、事前参加申し込み325名と今回も多くの方に参加いただきました。
プログラム
佐藤好範会長挨拶の後、5題の講演がありました。以下は各講師から事前にただいた視聴者へのメッセージです。(敬称略)
講演1「診察室に“教育”が入ると、ここまで変わる―医療教育コーディネーターによる新しい小児科診療―」
秋山子どもクリニック 秋山千枝子
元校長が「医療教育コーディネーター」として診察室に入り、予診・陪席・学校連携を行う、新しい小児科診療の実践をご紹介します。不登校や発達特性など、“診断だけでは解決しない困りごと”に、小児科はどう向き合うのか。学校を知る人が医療に入ることで見えてきた、これからの地域小児医療の可能性についてお話しします。
講演2「明日からできる小児筋注:固定・部位・針・説明の標準化」
公衆衛生委員会 宮原篤
筋注、なんとなく避けていませんか?日本では歴史上の事情もあり、小児では長らく行われていませんでした。このセミナーでは、大腿前外側と三角筋の『迷わない決め方』、SIRVA・神経を避けるコツ、針の選び方、筋注を進めるためのチーム作り、明日そのまま使える形で持ち帰ってもらいます。聞かないと損です。
講演3「5歳児健診は、まさに”地域総合小児医療”〜地域力をブラッシュアップしよう〜」
乳幼児学校保健委員会 板野正敬
5歳児健診は健診場面、事後のフォローともに多職種・多機関との連携が重要になって きます。あなたは自分の地域の医療資源をどれだけ知っていますか?知れば知るほど 活動に深みがでてきます。5歳児健診で地域のネットワークをつくり、先生がたの専門に“地域医療”も加えましょう。これは、まさに地域総合小児医療そのものです。地域総合小児医療認定医なら5歳児健診に積極的にかかわり、自分の地域力をブラッシュアップすべし!
講演4「小児科医が知っておきたい子どもとネットの最新事情〜SNS規制と生成AI時代をどう考えるか〜」
子どもとメディア委員会 佐藤和夫
「子どもがChatGPTに相談」「小学生がSNSでトラブル」「乳幼児が毎日動画を視聴」——そんな話が特別ではなくなった時代です。子どもたちを取り巻くインターネット環境は、今まさに大きく変化しています。本講演では、子どものネット利用の実態から世界のSNS規制の動向、そして生成AI時代の新たな課題まで、小児科医が知っておきたい話題を解説します。
講演5「小児科でのオンライン診療は医療界全体を牽引する」
こどもとおとなのクリニックパウルーム 黒木春郎
解禁から10年を過ぎたオンライン診療。小児科での実施は他科と比してダントツだ。私は小児科では日本で一番早くオンライン診療を始めたが、小児科の患者さんの保護者は若くてスマホに全く抵抗が無い。これからの医療はデジタル積極活用の方向に進むに決まっている。そうなると、外来診療では小児科こそが医療界全体をけん引していくと言える。患者さんとの画面を介した診療の質、その高度化がポイントとなる。
最後に地域総合小児医療検討委員会担当副会長林泉彦よりまとめと閉会挨拶があり終了となりました。第5回ブラッシュアップセミナー後期を2027年1月17日(日)に開催します。ぜひご参加ください。







