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2019/07/30

第21回日本小児科医会「子どもの心」研修会(後期)を終えて。

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日本小児科医会 副会長/奥村 秀定 先生



  第21回「子どもの心」研修会の前期(5月18日(土)・19日(日))および後期(7月14日(日)・15日(月・祝))は、グランフロント大阪 ナレッジキャピタルコングレコンベンションセンターにて盛会の中、無事に終了いたしました。今回は18年ぶりの大阪開催となり、企画段階から大阪小児科医会を中心に担当させていただき、大阪から本研修会の準備ワーキング・グループを立ち上げ、3年前より準備を重ねて参りました。ここに、企画の段階から多くのアドバイスをいただきました先生方や、日本小児科医会や大阪小児科医会の先生方、スタッフの皆様に厚く御礼申し上げます。

 おかげさまで前期と後期の参加者はそれぞれ484名、483名と、大変多くの先生方にご来場いただきました。さらに、関西を中心に7月現在、70名以上の先生方が新たに子どもの心相談医の登録や申請のご意向をお示しいただいているとのことで、単なる研修会にとどまらず、参加された先生方が、臨床の場で子どもの心の課題に新たに挑戦されておられるのはすばらしいことだと感じています。

 前期のご講演は、臨床心理発達を皮切りに、発達障害の早期発見や大阪での行政の取り組み、ペアレント・トレーニング、小児心身症への対応、地域的に通報の多い大阪の子ども虐待の現状や予防、虐待に対する社会的養護への取り組みでした。後期は、言葉の発達や学習の問題への小児科医が取るべき対応、発達障害に関連する睡眠の問題や性の健康教育、就業への取り組み、大阪らしく喜怒哀楽をテーマとしたアンガーマネージメントや、笑いと健康をテーマにご講演いただきました。

 前期は、講師の先生方それぞれが、上手にバトンタッチをされて研修のリズムと流れを作られ、非常にまとまった研修会という印象でした。後期は、それぞれの先生方のテーマがやや分散したこともあり、1時間の限られた枠内で、それぞれが情熱的に自分の思いを込めてご講演いただきました。中には持ち時間が1時間では足らず3時間くらいあればと発言されるほど情熱的に語っていただいた先生もおられ、それでも最後は時間をきっちり守っていただき、参加者にも熱い思いが伝わった研修会となりました。

日本小児科医会「子どもの心」研修会準備ワーキング・グループ代表 
竹中 義人



日本小児科医会「子どもの心」研修会 準備ワーキング・グループ代表/竹中 義人 先生



会場の風景


子どもの心対策委員会および研修会ワーキング・グループの先生方